ショップオブジェクトの2月展は、これまで2会場に分けていたのを、ニューヨークナウが開かれているジャビッツコンベンションセンターから徒歩で移動できるスターレット・リーハイ・ビルディング1カ所にした。出展数は、約890社と前回の600社を大きく上回った。日本からの繊維系は靴下ブランドが多かった。
(ニューヨーク=杉本佳子通信員)
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内野の「ウチノ」は、3重ガーゼで仕立てたパジャマ(小売価格250ドル)が、触ってみて気に入られるケースが多かった。3重の真ん中に硬めのガーゼを使ってしっかりした感じを出しつつ、通気性がよく、触り心地も優しい。色は女性には白と水色、男性にはネイビーが人気だ。

インフルエンサーマーケティングではクリームに赤のパイピングを入れたパジャマも人気だ。リピートのバイヤーが多く、西海岸と東海岸の都市部のバイヤーに集中している。
出展2回目の中橋莫大小の「メリッパ」は、初回より手応えを感じたという。ツイードのルームシューズ(85ドル)が特に人気だった。