スウェーデン・ストックホルムの「アワーレガシー」は、渋谷パルコの2階にショップ・イン・ショップを開いた。
日本の輸入代理店を担うエドストロームオフィスの運営で、国内で独立した店舗の出店は初めて。
内装は、クリエイティブディレクターのクリストファー・ニインのディレクションのもと、世界の全店舗の空間設計を手がけるデザインスタジオ「プロファン」と協業し、インダストリアルな雰囲気。什器は部分によって異なる色みのステンレススチールを組み合わせ、正面の棚什器には透けるミラーを取り付けた。
キャビネットはストックホルムから送られてきたファイバーグラスの板で仕切り、在庫の服がぼんやりと透けて見える。床はモルタル仕上げ。洋服同様に材料の質感にこだわり、ブランドの美学を体現する。

ほぼフルラインナップを扱い、国内はこれまで一部の卸売り先に限られていたウィメンズの扱いを充実している。
アジア市場は韓国で人気があり、この2~3年は日本でも順調に伸びていることから、実店舗を通じてブランドの認知度、存在感を高めていく。