マガシーク(東京)は12日、アウトレット通販サイト「アウトレットピーク」で、左右に転がして多方向から立体的にコーディネートが見える「疑似3Dブラウザ」を一部の商品画像に採用した。ヤフーの技術協力で試験的な導入だが、同社によると、ファッション通販サイトで初めてという。
ファッション通販サイトは試着ができないため、お客は商品を購入する際、画像を重視する。今回のブラウザを採用した商品画像では、マウスをクリックかタッチパネルの画面をスワイプしてコーディネート画像を回転させ、様々な角度から見える。
同社は今回のブラウザ採用により、「より立体的に、よりたくさんの画像が見たい」お客のニーズに応えられるという。
専用のターンテーブルや3Dスキャナーなどの特殊機材は不要となり、街角や自然の中など、どんな場所でも撮影が可能で、撮影場所の背景をつけたまま様々な角度から臨場感あるコーディネート画像が見える。
パソコンとモバイルの主要なウェブ・ブラウザに対応するため、サイトに来るほとんどのお客が利用できるという。