DtoC(メーカー直販)ブランドが乱立する今。「穴が開いたバケツに、漏れる以上の水が注がれている状況」と話すのは、SNSで人気のストリートブランド「オーバープリント」を運営する山脇孝志さん。新しい姿を見せないと成長を持続できないと、去年から海外販売に注力している。「SNSをハブに、国内と海外、リアルとネット、ストリートやロックを行き来する『反復横跳び』で高い総合点を狙う」。
コミュニティーの熱量
オーバープリントは19年に開始。SNS映えするグラフィックプリントが特徴だ。主に18~24歳向けにECで販売し、全国各地で期間限定店やイベントをゲリラ的に行う。ストリートの狭いコミュニティーに深く入り、その熱量をガソリンに成長してきた。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!