メルローズ「ピンクハウス」 独自性、発信力強化で好調 VRや協業など仕掛け多彩に

2024/02/29 06:27 更新会員限定


情報発信拠点でもある「タイムレスピンクハウス表参道店」

 メルローズはレディスブランド「ピンクハウス」が好調に推移している。ブランドの独自性をぶれずに維持しているのに加え、ブランド発信を強化してきたことが寄与している。

(武田学)

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 同ブランドはコロナ禍の影響もほとんど受けず、百貨店販路の売り上げは、このところ10%ペースで伸びている。フリル使い、プリント、レース使いなど甘くフェミニンで装飾的なデザインの基本を一貫させてきたことが独自性を際立たせている。

 ブランド50周年を迎えた21~22年ごろからはブランド発信力の強化に力を入れている。サイト内でもブランドの世界を体験できるVR(仮想現実)の公開など情報を発信し、22年に開催した50周年イベントをはじめ、百貨店での限定商品の販売、ファッションディレクターYOPPY(よっぴー)と組んだ特別企画など様々な仕掛けを取り組んできた。

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