プラダはこのほど、新たに生まれ変わった宮下公園に誕生したミヤシタパークノース1階に新しいコンセプトショップをオープンした。
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独創的なビジュアルアイデンティティーが特徴の新店舗は、売り場総面積約300平方メートルのワンフロアで、メンズとレディスのレザーグッズ、ウェア、シューズ、アクセサリー、書籍、雑貨などを揃えている。
店内のインテリアは、ミニマルでピュアなデザイン。壁材にはレム・コールハース率いるOMAが手掛けたロサンゼルスにあるプラダのエピセンターからインスパイアされた空気と物質のハイブリッド素材とうたわれる「スポンジ」を使用した。背面からライトを当てるデザインと、ショップの背景でもある壁面にダイナミックな変化をもたらすビデオウォールが、店内に並ぶ商品を引き立てる。
2種類の限定TシャツをはじめユニセックスのTシャツが多数登場するほか、サステイナブル(持続可能)な再生ナイロンを使用した「Re-Nylon」シリーズの新作など、幅広いラインナップだ。また、ライフスタイルグッズとして、日本の老舗文具メーカー、デザインフィル社の「トラベラーズカンパニー」と協業で開発したステーショナリーや、プラダのビジュアルブックも取り揃える。
オープンに際し、プラダオリジナルのデジタルコンテンツ「My Shibuya View」も公開。著名なクリエイター、モデル、ミュージシャンが、パーソナルな動画を通して渋谷に込めた思いを伝えている。動画はプラダ公式LINEアカウントを通して公開されている。