開発の焦点はデニム顔のユーティリティーパンツ
ラスベガスで開かれた米カジュアル展での16年春夏プレミアムジーンズトレンドは、シルエットが「フレア」、カラーは「淡い水色」、機能は「スーパーコンフォータブル」を押し出している。フレアはレディス向けで久々に売れそうな雰囲気だ。
ただ、トレンドを超えて重要になるのがフィット感。「全シーンでストレスフリー」のユーティリティージーンズへと進化しそう。デニムの見た目や色落ち感を損なわず、スエットパンツ以上のリラックス感を実現できるか。さらに価格も手頃な160㌦(約2万円)以下がポイントになる。(疋田優)
15年春夏からレディスでワイドシルエットのパンツが浮上しているため、各ジーンズブランドは16年春夏向けでもフレアを打ち出している。