バッグ・革小物メーカーのプリンセストラヤ(東京)は25年9月に自社ECモール「フクロモノスタジオ」を、8月にオリジナルブランド「エスティーヌ」の単独サイトを開始した。SNSでの商品動画の配信も本格化しており、ブランドの魅力を伝えることに力を入れる。
――EC販売は。
バッグ専門店と百貨店への卸を主力としており、自社ECは「ダコタ」「ダコタブラックレーベル」のサイトがあったのみで、ほかは楽天などで販売していました。
当社にはオリジナル、ライセンス合わせて14ブランドあり、ダコタ以外もまとめて扱えるサイトを立ち上げたいと考えて、フクロモノスタジオを開設しました。各ブランドのターゲットが近いこともあり、クロスセルも狙っています。
エスティーヌは単独にすることで、ブランドの世界を強く打ち出すことにしました。
――フクロモノスタジオの名前は。
フクロモノは当社の製品を一言で表す言葉で、本社内のサンプル工房「バッグスタジオ」から全ての製品が始まっており、物作りのこだわりの根幹となっています。我々の取り組みを象徴するこれらから言葉を取りました。
――卸との関係は。
フクロモノスタジオでは単に売り上げを作るだけではなく、ブランドの良さやコンセプトを伝えることを重視しており、実物を見たいというお客様は積極的に卸先に送客したいと考えています。サイトにはブランド別で主要卸先を掲載しています。
――商品動画は。
これまでも社内で作ったリール動画を発信し、効果が出ていました。本格化しようと、外注で継続品と新作の紹介動画を計16本作成しました。ECのほか、インスタグラムやSNS広告で配信しています。卸先の売り場でもiPadを使って放映します。
ダコタを含めて当社のブランドの消費者への認知度は、まだそこまで高くないと考えています。EC、動画での魅力発信には、今後もさらに力を入れます。
