お客様は自分の望む体験のために時間を使いたい、そんな話を前回お伝えしました。では、店舗はどのような体験を提供していくのがよいのでしょうか。買い物そのものを楽しむ空間演出、「感動」や「発見」といったお客様の感情に届く接客応対、これらにより店への期待値は高まります。お客様を喜ばせるだけではなく、スタッフが一緒に楽しむことでお客様との時間を共有することができます。
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「コト」を作る
これまでの買い物は「モノ」を買うということが目的でした。店頭で自分の欲しいモノの情報をスタッフに教えてもらい、その情報を検討してから買うスタイルでした。デジタル化が進んだ現在では、SNSやウェブで事前にサーチし情報を入手した上で実物を確認して買うというスタイルに変化しています。実物が分かるものに関してはわざわざ店舗に行く必要はなく、ECで好きな時に買い物することができます。
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