リジェネレーションは農業分野が先行する。農業とファッションは縁遠いと感じてしまうかもしれないが、コットン(綿)は農作物の一つ。近年はSDGs(持続可能な開発目標)を背景に、綿の原料である綿花の栽培を取り巻く環境や人権に配慮した仕組みが模索されている。新しい選択肢として関心が高まっているのが〝リジェネラティブコットン〟だ。繊維産業のサステイナビリティーに関わる国際動向に詳しい稲垣貢哉さん(M.S.I.理事)に、リジェネラティブコットンが生まれた背景をたずねた。
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農業まで深く
――リジェネラティブコットンとは何か。
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