《サステイナビリティーのその先へ⑥》M.S.I.理事 稲垣貢哉さん㊤ リジェネラティブな綿とは?

2024/12/18 07:59 更新有料会員限定NEW!


米NPOのテキスタイルエクスチェンジでアジア地区のアンバサダーを務めたほか、甲南大学や東海大学で講師も務める

 リジェネレーションは農業分野が先行する。農業とファッションは縁遠いと感じてしまうかもしれないが、コットン(綿)は農作物の一つ。近年はSDGs(持続可能な開発目標)を背景に、綿の原料である綿花の栽培を取り巻く環境や人権に配慮した仕組みが模索されている。新しい選択肢として関心が高まっているのが〝リジェネラティブコットン〟だ。繊維産業のサステイナビリティーに関わる国際動向に詳しい稲垣貢哉さん(M.S.I.理事)に、リジェネラティブコットンが生まれた背景をたずねた。

【関連記事】《サステイナビリティーのその先へ⑤》ユニステップス共同代表理事 鎌田安里紗さん㊦ 物作りの高揚感を共有したい

農業まで深く

 ――リジェネラティブコットンとは何か。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定連載



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事