メンズブランド「リバーバレイト」を手掛けるデザイナーの星健介氏(41)は、オランダ・アムステルダムに移住して2年になる。ブランドを10年ほど運営し、「環境を変えたい」と軽い気持ちで海外移住を決めた。オランダでの生活が日常になる中で自然とグローバルなマーケットを意識。欧州のショールームと交渉を始め、パリの合同展出展の準備も進めている。
(大竹清臣)
新たな刺激求め
20代半ばから4年半、ロンドンで縫製スタッフやアシスタントデザイナーとして服作りを学んだ星氏。「当時は気負いもあり、やり残したことが多かった」との思いから、自身のブランドで卸先が広がり安定してきた段階で新たな刺激を求め次のステップに踏み出した。