ハワイに新店を出したロンハーマン。日本では09年からサザビーリーグが出店を開始。高感度な品揃えと温かみのある接客でファンを増やし、19年には米本国の事業も引き継いだ。取締役上級執行役員で、日米の事業を統括する三根弘毅リトルリーグカンパニープレジデントは、2月11日にオープンしたワイキキ店を「日本で今までやってきたことの集大成」という。今、ハワイに店を出す意味を聞いた。
(柏木均之)
【関連記事】ロンハーマンワイキキ店オープン 気持ちの良い接客をハワイでも
断然ロマンティック
「お客様に喜んでもらう」にはリアル店が重要と考える。
何よりお客様を元気にしたい、ハッピーにしたいというのが常に根底にあって。ロンハーマンは今、ECでもそれにトライしていますが、濃度で言ったら実店舗のほうがお客様と濃いコミュニケーションが取れる。
ECは人件費もかからずもうかるけど、やりたいのはそっちじゃない。VR(仮想現実)でやるサーフィンと、海に行って実際に波に乗るのでは五感に響くものが違う。良い物を売りたいなら、リアルでお客様と向き合う方が断然ロマンティックだし、意味がある。
ハワイ出店はずっと構想していた。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!
単体プランなら当月購読料無料でWでお得!