サザビーリーグDX推進室 CRM、SNS支援を強化

2023/07/04 07:58 更新有料会員限定


 サザビーリーグは、昨年4月に設立したDX推進室で、グループ全体のデジタル化を進めている。同推進室は、前身となるウェブ戦略部を統括していた相川慎太郎執行役員が室長を務め、現在15人が所属。「シュリンクが懸念されるファッション小売市場から、デジタルを活用していかに抜け出すか。その探求が使命」(相川氏)とする。グループ全体のサポートをしながらも、あくまで「各ブランドの独自性を守った、サザビーリーグらしいやり方でデジタル化する」(相川氏)点が特徴だ。

(中村維)

 サザビーリーグには、飲食なども含め44ブランドがある。アパレル事業はその半数を占め、ほぼすべてにECサイトがあり、それぞれが独自に運営を続ける。顧客IDは各カンパニーが管理。「マーケティングも顧客も全く異なるため、横串にはしない」とし、グループポータルでのECサイトは置いていない。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定デジタルニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事