シルバーアクセサリーが売れてます

2015/08/21 06:01 更新


 インポーター・営業・PR代行のワールドスタイリング(東京、電話03・6804・1554)が輸入卸するシルバーアクセサリーブランド「コディ・サンダーソン」が売れている。リングで3万~8万円、バングルで10万~30万円とシルバーアクセサリーとしては比較的高めの価格ながら、有力セレクトショップを中心に売り先が広がり、完売アイテムも相次いでいる。

 コディ・サンダーソンのコレクションは、ネーティブアメリカンの血を引くデザイナーが、サンタフェを拠点に1点ずつハンドメードで作る。伝統的なネーティブアメリカンのモチーフを使用しながらも、現代的なファッションのセンスを取り入れたバランスの良さが魅力。様々なスタイルにマッチするとして支持されている。星をかたどったリングやペンダントが代表的アイテムだ。

 コレクションはメンズ向けが中心。ワールドスタイリングでは、アジア圏での独占輸入販売権を取得し、14年6月に初の展示会を開いた。トレンドとして70年代調やボヘミアンムードが浮上し、セレクトショップなどでシルバーアクセサリーへの注目が高まっているタイミングともマッチし、ユナイテッドアローズ&サンズやエストネーション大阪店、ドーバーストリートマーケット、アールアンドコーなど25店への卸販売が決まった。

 11月に納品を開始した直後から動きが良く、「ほとんどの店で4、5月にはリング、ペンダント類は完売し、バングルが数点残っている程度」(ワールドスタイリング)となっている。

 生産量に限りがあるため、今後大きく卸し先を増やすことは難しいが、15~16年秋冬からは新たにレディスのコレクションもリリース。エストネーション六本木ヒルズ店と、ユナイテッドアローズ原宿本店ウィメンズ館での取扱いが決まった。レディスに関しては、「ブランドイメージや物作りの背景をよりしっかりと伝えられるよう、取引店舗を絞って展開したい」としている。

本格的な作りと、ファッション感度の高いデザインが人気に



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