糸商のシモムラ 旧アツギむつ事業所でカバリング糸の生産を開始

2022/06/06 06:30 更新有料会員限定


旧アツギむつ事業所。建屋・設備の一部を借り受け、66人を雇用した

 糸商のシモムラ(石川県小松市、西山成幸社長)は、5月末で閉鎖したアツギのむつ事業所(青森県むつ市)跡の一部を借り受け、6月1日にカバリング糸の生産を開始した。これまで糸加工を委託する重要パートナーだったが、閉鎖決定を受け同工場の貴重な技術や人員66人を引き継いだ。

 建屋や設備の一部を借り受け、シモムラむつ工場としてスタートした。アツギ東北むつ事業所が保有していたカバリング機200台のうち、63台を使用する。人員についても雇用を希望するパートを含む元従業員を受け入れ、ほぼ希望者全員となる66人を採用した。

 シモムラは合繊糸のカラーブック帳を複数展開するほか、地場の加工糸メーカーやグループ工場で加工した撚糸・仮撚り・混繊・カバリングなど様々なタイプの糸を販売している。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事