先日サンフランシスコ中心街のユニオン・スクエアに隣接したウェスティンホテルで「CALA Show」というファッションのトレードショーが開催されました。
毎年5回にわたり当ホテルで開催されるこちらのトレードショーは、9、10、12階の3階を貸し切り、各部屋に出展をするといったアメリカらしいトレードショーです。
およそ90社以上、270数以上のブランドが出展。
ローカルデザイナーからロサンゼルスやニューヨークブランド等、各地からの出展で賑わっていました。
ブランドはレディース、メンズのコンテンポラリーファッションを主に、既に一般にも知れ渡っているブランド(Toms, Sotch & Soda, Three Dots, J Brand, Free Peopleなど)から最近耳にするローカルブランド(Language, LNA, Amour Vert, Mangroveなど)までと幅広く展開。
ほとんどのブランドはエージェントを通しての出展でした。勿論、目当てはサンフランシスコ・ベイエリアに店舗を持つバイヤー達。土地柄のせいか、オーガニックファブリックを売りにするブランドも多数いました。
以前、Senken+のレポーター、藤本庸子さんがLA Fashion Week中に取り上げたLAブランド、「Mathiasen」もこちらのトレードショーに参加していて、オーナー兼デザイナーのMathew Mathiasen氏(写真下)は日本市場に大変興味を持っている様子。ぜひ、皆さんも彼のウェブサイトをチェックしてみてください。
NY育ち、東京のファッション市場でのコンサルティングをへて、現在在住のサンフランシスコ・ベイエリアに移住し、ローカルブランドの育成やジャパニーズブランドの市場開拓サポートなどをしながら個人で活動中。ファッション問わず、消費動向に関わること全て、不動産・カルチャーなどにも興味を持つ。自然、動物コーヒー好き。