アクセサリーブランド「ソボロン」への共感の輪が広がっている。海洋プラスチックゴミをアクセサリーに生まれ変わらせたもので、岐阜県多治見市出身の山崎姫菜子さんが20年に幼なじみ4人で始めた。特徴は、環境問題を芯にしながらもアクセサリーとしての可愛いらしさを忘れないこと。「〝可愛い〟で地球を守る」との思いが愛知淑徳大学3年生の心に刺さり、5人組は「タマゴン」として共に活動を始め、自分たちのブランドも立ち上げた。ポジティブに環境問題にアクセスする姿勢に、「自分も参加したい」との声が全国の学生から200件近く寄せられているという。
(森田桃子)
水色や桃色、緑色などの鮮やかなかけらを、透き通ったレジンという樹脂で固めたピアスやピンバッジ。価格は2000~5000円。どれも、愛知県常滑市の多屋海岸で拾った海洋プラスチックが材料だ。