「テレワーク」導入で支給される助成金!(助成金なう)

2018/09/21 17:30 更新


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このコラムでは、助成金・補助金の疑問や基礎知識をわかりやすく解説していきます!助成金・補助金に興味がある方は、是非ご参考ください!

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最近流行のようですが、まだまだ馴染みのない企業も多いのではないでしょうか。そう、それは「テレワーク」です。

「テレワーク」とは、オフィスで決められた時間働くのではなく、自宅やカフェ、サテライトオフィスなどで柔軟に働く就業形態のことです。話題性はありますが、さまざまな統計資料を見る限り、まだまだ導入が進んでいない状況です。

今回は、そんなテレワークを促進させることを目的とした助成金、「時間外労働等改善助成金(テレワークコース)」について、ご紹介します。

テレワークの導入・実施に関して、一定の取組をした企業に対して、それに要した費用の一部を助成するものです。

大まかには、

  1. 支給対象となる取組
  2. 成果目標の設定

の2つに分類され、取組のみで終わるのか、その後目標達成までされるのかで支給額が変わります。取組の実施に要した対象経費(内容は要確認)の一部を、成果目標の達成状況に応じて支給されます。具体的には、成果目標の達成状況について、以下の通りとなります。

<達成の場合>

  • 補助率……3/4
  • 対象労働者1人当たりの上限額……20万円
  • 1企業当たりの上限額……150万円

<未達成の場合>

  • 補助率……1/2
  • 対象労働者1人当たりの上限額……10万円
  • 1企業当たりの上限額……100万円

<助成額>

対象経費の合計額×補助率

(上限額を超える場合は、「1人当たりの上限額」×対象労働者数または「1企業当たりの上限額」のいずれか低い方の額)

<期限>

  1. 申請受付:平成30年12月3日までに必着(のちに交付の決定通知)
  2. 取組期限:評価期間中(交付決定の日から平成31年2月1日まで)
  3. 支給申請:評価期間の終了から1か月以内or平成31年2月末日の早い日までに必着

あとは、テレワーク導入によるメリットですが、

  • 通勤時間や移動時間の短縮
  • 人材の確保・流出防止
  • 新たな環境づくり

などでしょうか。特に通勤時間の短縮は大きいです。極端ですが、自宅でテレワークの場合は起きて1分後には仕事開始が可能です。


一方で、課題としては、

  • テレワークへの理解不足
  • システム導入などにかかるコスト
  • 労働時間等の労務管理にかかるコスト
  • 個人情報や企業情報の管理

などが挙げられます。

ここは一つ助成金をきっかけにして、テレワークの導入を検討してみてはいかがでしょうか。


本日は以上になります。今後もよくある質問や、わかりにくい助成金・補助金の専門用語について解説していきます。是非、ご活用下さい!


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