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このコラムでは、助成金・補助金の疑問や基礎知識をわかりやすく解説していきます!助成金・補助金に興味がある方は、是非ご参考ください!
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最近流行のようですが、まだまだ馴染みのない企業も多いのではないでしょうか。そう、それは「テレワーク」です。
「テレワーク」とは、オフィスで決められた時間働くのではなく、自宅やカフェ、サテライトオフィスなどで柔軟に働く就業形態のことです。話題性はありますが、さまざまな統計資料を見る限り、まだまだ導入が進んでいない状況です。
今回は、そんなテレワークを促進させることを目的とした助成金、「時間外労働等改善助成金(テレワークコース)」について、ご紹介します。
テレワークの導入・実施に関して、一定の取組をした企業に対して、それに要した費用の一部を助成するものです。
大まかには、
- 支給対象となる取組
- 成果目標の設定
の2つに分類され、取組のみで終わるのか、その後目標達成までされるのかで支給額が変わります。取組の実施に要した対象経費(内容は要確認)の一部を、成果目標の達成状況に応じて支給されます。具体的には、成果目標の達成状況について、以下の通りとなります。
<達成の場合>
- 補助率……3/4
- 対象労働者1人当たりの上限額……20万円
- 1企業当たりの上限額……150万円
<未達成の場合>
- 補助率……1/2
- 対象労働者1人当たりの上限額……10万円
- 1企業当たりの上限額……100万円
<助成額>
対象経費の合計額×補助率
(上限額を超える場合は、「1人当たりの上限額」×対象労働者数または「1企業当たりの上限額」のいずれか低い方の額)
<期限>
- 申請受付:平成30年12月3日までに必着(のちに交付の決定通知)
- 取組期限:評価期間中(交付決定の日から平成31年2月1日まで)
- 支給申請:評価期間の終了から1か月以内or平成31年2月末日の早い日までに必着
あとは、テレワーク導入によるメリットですが、
- 通勤時間や移動時間の短縮
- 人材の確保・流出防止
- 新たな環境づくり
などでしょうか。特に通勤時間の短縮は大きいです。極端ですが、自宅でテレワークの場合は起きて1分後には仕事開始が可能です。
一方で、課題としては、
- テレワークへの理解不足
- システム導入などにかかるコスト
- 労働時間等の労務管理にかかるコスト
- 個人情報や企業情報の管理
などが挙げられます。
ここは一つ助成金をきっかけにして、テレワークの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
本日は以上になります。今後もよくある質問や、わかりにくい助成金・補助金の専門用語について解説していきます。是非、ご活用下さい!
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