ニューヨークでは最近、ポキの人気が高まっている。
ポキはハワイの料理で、食べやすい大きさに切った生魚と野菜や海草、ドレッシングなどを混ぜたシーフードサラダのようなもの。ニューヨークのポキ専門店では、それをご飯の上にのせて丼ものとして出すのが一般的だ。写真は、5月にグランドセントラルステーションの近くにオープンした「ポキキッチン」のポキ。
ポキキッチンを経営する日本人オーナーは、「カリフォルニアにはポキ専門店がたくさんあるけど、ニューヨークで人気が出始めたのはここ2~3ヶ月」と話していた。通常は、自分でいろいろな組み合わせを選んでつくってもらうセルフサービス形式だ。
ポキキッチンに先行して、いつも店の外に長い行列ができているのは「ポキワークス」。アパレルメーカーや縫製工場などが集まっている「ガーメントディストリクト」のすぐそばにある。
ポキワークスでは、ご飯を下に敷いたどんぶりだけでなく、「ポキリット」と名付けたブリトー形式のもつくっているし、炭水化物をとりたくない人のためにご飯をロメインレタスに置きかえたものも提供している。
ポキワークスの壁で自分のポキをインスタグラムに載せることを呼びかけているのも今風だ。
シーフードレストランでもポキは人気メニューになってきている。これからオープン予定のポキ専門店もある。暑くて食欲が減退する夏でも、ポキならさらっと食べられそう。この夏に向けて、ますます人気が出る予感がしている。
89年秋以来、繊研新聞ニューヨーク通信員としてファッション、ファッシ
ョンビジネス、小売ビジネスについて執筆してきました。2013 年春に始めたダイエットで
20代の頃の体重に落とし、美容食の研究も開始。でも知的好奇心が邪魔をして(!?)つい夜
更かししてしまい、美肌効果のほどはビミョウ。そんな私の食指が動いたネタを、ランダム
に紹介していきます。また、美容食の研究も始めました(ブログはこちらからどうぞ)