リサイクルやアップサイクル、サステイナビリティーの観点から、デザイナーたちのビンテージへの関心は今まで以上に高くなっている。そうした中、ニューヨークのジュエリーブランドの「ダンニージョ」が、チェルシー(263 11th Avenue)にあるショールームの一角をビンテージショップにし、一般消費者に販売し始めた。
10月18日を皮切りに、水、木、金は午後12時から6時まではアポイントメントなしで一般消費者を受け入れる。それ以外はアポイントメント制で、vintage@dannijo.comに申し込むシステムだ。ソーシャルネットワークを通じて告知していくという。
ダンニージョの創業デザイナーであるジョディーさんとダニエルさんのスナイダー姉妹は、元々ビンテージが大好き。数年前にミートパッキング地区にダンニージョのポップアップストアをオープンした時も、ジュエリーと共にビンテージの服を大量に揃えていた。
アーミーグリーンのビンテージのジャケットにダンニージョのジュエリーをじゃらじゃらつけたダニエルさん、さすがに着こなしが決まっている!
商品は、ダニエルさんたちが10年以上前から買ってきているディーラー、もしくはアルチザンから買いつけたものだ。ジーンズは、ビンテージのリーバイス。
カラフルなポンポンがついた可愛いネックレスや布製のキーチェーンは、スペインのイビサ島で買ってきたそう。ランチョンマット、ブランケット、布製バッグ、ポーチは、刺し子のようなステッチが入っている。
サントロペやマヨルカ島で買い付けたクッションも、他にない味わいがある。今後は毎月、異なるディーラーに焦点を当てたり、「ビクトリアンレース」「コットンブラウス」「重ね着できるジャケット」など異なるテーマで商品を出していく予定だ。
89年秋以来、繊研新聞ニューヨーク通信員としてファッション、ファッションビジネス、小売ビジネスについて執筆してきました。2013 年春に始めたダイエットで20代の頃の体重に落とし、美容食の研究も開始。でも知的好奇心が邪魔をして(!?)つい夜更かししてしまい、美肌効果のほどはビミョウ。そんな私の食指が動いたネタを、ランダムに紹介していきます。また、美容食の研究も始めました(ブログはこちらからどうぞ)