ジーンズカジュアル専門店の5月17日の定店観測は、コロナウイルス対策の緊急事態宣言が14日に39県で解除されたため、営業する店舗が増え、売り上げは大きく回復した。外出や消費を我慢していた反動や、暑い日も増えたことによる夏物への関心の高まりが後押しした。ただアフターコロナ消費はまだ始まったばかりで、購買予測は手探りだ。
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■2年前の雨の日並み
5月はアンケート協力の8店のうち、6店が営業した。多くがいまだ時短営業を余儀なくされ、前年売り上げには戻ってはいないが、今年4月観測日と比較すれば、客足・売れ行きともに大きく復調した。ちなみに18年5月12日定点日が雨天で、今回定点日の販売点数合計は雨の日レベルだった。
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