日本初の衣料素材・生地の展示会「TEXFUTURE TOKYO 2025」が9月10日から2日間、東京国際フォーラムで開かれる。国内外から50社超が出展、2日間で計13回のセミナーも行う。
同展は中国・上海の上海騰達展覧服務が主催する。同社は、上海、英国、ドイツ、トルコなどでも繊維関連の展示会を主催、「パフォーマンスデイズ」など世界の展示会の独占パートナーも務めてきた。日本向けでは、17年からコロナ禍の2年間を除き、中国の大手シャツ生地・製品メーカーの展示会を毎年行ってきた実績もある。この展示会を発展させる形で今回の開催に至った。
既に日本では様々な衣料素材・生地の展示会が開かれているが、「欧米からの出展が多数を占めるのが魅力。展示会のブランディングにも注力している」(同社日本法人、太初のNoel Tian代表)と差別化要素を強調する。今回もルータイテキスタイル、ポーラテックなど海外からの出展が約5割。日本からは旭化成、カジグループなどが出展する。
来年以降は年2回の開催を目指している。