社長の顔はブランド(古川富雄)

2013/09/28 11:06 更新


中小企業で最大、最強のブランドは通常、社長です。社長の器、発想、実行力、人徳が企業の命運を決めるといっても過言ではないでしょう。

ちょっとした情報ですが、9月27日に東京・原宿にオープンした”プチプライス雑貨店”ASOKO(アソコ)の外壁や店内の壁には、似顔絵らしき顔がたくさん描かれています。

よく見ると、この店を運営する遊心クリエイションの森島社長の似顔絵が混ざっています。初めて見たときは、「やったな」とにんまりしました。

 


 

関西の中小企業では、経営者自ら広告塔になったり、似顔絵をアイコンにするところが結構あります。

代表的な企業としては、眼鏡をかけてきついまなざしが特徴的な「がんこ寿司」、紫色に染めた髪が印象的な五色どらやきの「茜丸本舗」、穏やかな表情の白髪紳士「カメラのナニワ」などが知られます。

もちろん、森島社長が自分の似顔絵をビジネスに組み込んでいくことは、ないでしょう。でも、こんなところに大阪企業らしい、遊び心が見えます。



古川富雄 大阪支社編集部長が、関西のファッションビジネス情報の周辺、裏を紹介



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