専門商社が国内の生産機能を強化する動きが出ている。自社生産拠点の導入・強化や、産地企業との共同出資会社設立、国内技術を継承する人材育成などが行われている。背景には、海外だけに頼らない供給体制の確立や、国内の技術・職人技を生かす競争力の強化がある。
(小坂麻里子)
国内外のバランス
サプライチェーンのグローバル化が進む半面、中国やASESN(東南アジア諸国連合)での生産は納期や為替などカントリーリスクをはらむ。国内・海外のバランスを見直すべく、モリリンは関連会社モリリン物流の一宮センター内に設備を導入し、アパレル・雑貨向け二次加工サービス「モリカスタムプロ」を立ち上げた。製品へのプリント・刺繍加工をBtoB(企業間取引)向けに広げている。物流拠点内に加工設備があるため、保管から加工、梱包(こんぽう)、出荷まで一貫で行える点に優位性を持つ。海外生産をする一方で、QR対応できる国内の加工体制の構築が必要と考えた。
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