トレンド総研が20~40代の500人を対象に実施した今年のゴールデンウイーク(GW)の旅行に関する調査結果によると、旅行上級者と初心者は、早期予約割引を使った「自宅から目的地までの交通費」を節約するかしないかで大きな違いが出た。
同総研は「様々なサービスを利用し、賢く自分らしく、お得な旅行」を「スマートトラベル」と定義。同トラベルに「自信がある人」を旅行上級者、「自信がない人」を初心者とし、それぞれ250人にインターネットでアンケート調査した。
この結果、国内旅行で「こだわりたいポイント」の上位3項目は上級者、初心者とも同じで、「食事」(54%)、「宿泊先の充実度」(50%)、「エンターテインメント」(29%)の順。
しかし、「節約ポイント」は、初心者の最多が「宿泊費」(62%)、上級者の最多は「自宅から目的地までの交通費」(79%)と節約術の違いがくっきり。上級者は余裕をもって旅行計画を決め、航空券や新幹線切符の早期予約割引を賢く使って節約している状況が明確になった。
調査結果では、北陸新幹線の開通で注目を集める北陸地方だけでなく、北海道から沖縄までGWの人気スポットも浮かび上がり、国内旅行の盛り上がりも予想される。