ファッション関連の中小・中堅企業が今春、初めてテレビCMに取り組むケースが増えている。SNSやユーチューブとは異なる層に広くアプローチし、知名度を上げることが主な目的だ。既に実施した企業では、公式サイトやSNSへのアクセス増加、売り上げ増などの効果が表れている。コロナ禍によるCM料の値下がりも新規参入の要因と見られる。
(古川富雄)
ツイッターで話題
コロナ禍で、企業がテレビCMを停止、削減する動きが顕著だ。例えば、TBSの20年4~12月期のテレビ広告売上高は前年同期比18.9%減となるなど各局とも厳しい。関係者によると、コロナ禍でCM料は値下がりし、価格は同じでもイベントなど放送以外のサービスを付けるなどの傾向もあるという。
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