ツイッターの閲覧制限、影響は限定的 ファッションビジネス企業から不安の声も

2023/07/10 18:00 更新有料会員限定


 7月2日ごろからツイッターで、一定数のツイートを読み込むと「API呼び出しの回数制限を超えました」というメッセージと共に閲覧できなくなる事態が起きている。同サービスを運営するX(米)のイーロン・マスクCTO(最高技術責任者)は、不正なデータスクレイピング(ソフトウェアによるデータの抽出)対策の一時的な措置としている。重要な販促や情報発信の場でもある同サービスでの混乱だけにファッションビジネス(FB)関連企業からも不安の声が聞こえるが、影響は限定的なようだ。

(高塩夏彦)

 ジーンズカジュアル店運営のマルカワ(東京都町田市)は、マルカワ座間店(神奈川県座間市)の女性スタッフによるチーム「座間ガールズ」を組織し、ツイッターでの客との交流を通してファンを増やしてきた。

 若林大輔マルカワ専務は「制限の影響は今のところ見られない。ただ、ツイッターは大切に育ててきた客との接点。もしなくなってしまったらという不安を感じた」と語る。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定デジタルニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事