7月2日ごろからツイッターで、一定数のツイートを読み込むと「API呼び出しの回数制限を超えました」というメッセージと共に閲覧できなくなる事態が起きている。同サービスを運営するX(米)のイーロン・マスクCTO(最高技術責任者)は、不正なデータスクレイピング(ソフトウェアによるデータの抽出)対策の一時的な措置としている。重要な販促や情報発信の場でもある同サービスでの混乱だけにファッションビジネス(FB)関連企業からも不安の声が聞こえるが、影響は限定的なようだ。
(高塩夏彦)
ジーンズカジュアル店運営のマルカワ(東京都町田市)は、マルカワ座間店(神奈川県座間市)の女性スタッフによるチーム「座間ガールズ」を組織し、ツイッターでの客との交流を通してファンを増やしてきた。
若林大輔マルカワ専務は「制限の影響は今のところ見られない。ただ、ツイッターは大切に育ててきた客との接点。もしなくなってしまったらという不安を感じた」と語る。
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