ユナイテッドアローズ(UA)は社内に専任チームを設け、業務上の課題をAI(人工知能)で解決するプロジェクトを進めている。その成果の一つとして、自社EC上でのクレジットカードの不正検知にAIを導入し、劇的な成果を挙げた。現在、担当チームはヒアリングやワークショップを通じて全社から課題を洗い出し、物流倉庫の運用の効率化など、AIがマッチしそうな事例から優先順位をつけて取り組み始めている。
同社が導入しているのは、データロボット社のAIクラウドプラットフォーム。20年4月から、自社ECでのクレジットカードの不正検知に役立つのではと見込み、導入・稼働した。稼働後「不正利用の発生率、チャージバックの被害額がスピーディーに激減。鎮静化できた」と同社ITソリューション本部の木下貴博EC開発部部長。「抑止効果もある」としている。
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