浦和パルコ(さいたま市、地下1階~地上7階)は21年から実施してきたファッションを含めた大型改装と積極的な販促の成果で、売り上げを伸ばし続けている。23年度(24年2月期)のテナント売上高は284億円(前期比10%増)で、過去最高額だった19年度実績を4.8%上回った。今期も3月が前年同月比22%増、4月が14%増、5月が5~6%増で、「通期で目標の300億円を達成できるペース」(金子圭司店長)となっている。
(有井学)
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21~23年度で、店舗面積全体の26%にあたる9440平方メートル、61店を改装した。セレクトショップを中心とした高感度なファッションやコスメ、集客力が見込める大型雑貨店、日常生活ニーズに対応する食やサービス業種などを導入。狙い通り、若いファミリーを中心に増加する足元商圏客と東京都内を含むさいたま市以外の広域客両方の需要をつかんだ。
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