前年の10月はニットアイテムが主力だったが、残暑が長引き気温の低下が遅れた。その反省から今年はプルオーバーやフーディーなど、スウェットアイテムを充実させる店が目立つ。少しずつ入荷が始まっているニットトップは「着膨れしないこと」が各店共通のポイントだ。クルーネックより、オフショルダーや大胆に首元の開いたデザインを増やしている。ボリュームのあるロングスカートの提案も減り、タイトスカートやミニ丈ボトムの方が好調だ。膝上丈のスカートやパンツは学生や若年層だけでなく、大人層にも売れ出した。
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アースミュージック&エコロジーサンシャインシティ店
黒を差し色に大人っぽく
段ボールニットを使ったジップアップジャケットが顧客に新鮮に映るようで、入荷直後から反応が良い。フード付きと襟付きの2種類があり、バルーンスカートとジーンズを重ねることで、カジュアルになりすぎない着こなしを提案する。
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