《視点》「受け身」から「前に出る」

2019/06/13 06:23 更新


 19~20年秋冬向けアパレル商談が低調だ。国内生地の商談、OEM(相手先ブランドによる生産)の両段階では既に今春から仮需の商談が本格化している。しかし顧客からの反応が鈍いのだそうだ。

 洋服のシェアリングやレンタル、CtoC(消費者間取引)市場の拡大など消費そのものの減退、さらにはビジネスウエアのカジュアル化などでアパレルの単価・点数ともに伸びないなど、さまざまな要因が指摘されている。しかし「いずれも確固たる理由にはなっていない」との声が多い。

 一方で花盛りなのがクラウドファンディング。参加企業は「思い切った嗜好(しこう)性や自社の得意技を打ち出した商品で、目標値を大幅に上回る成果があった」というケースが多い。

 「売れるか売れないか分からないままに注文を待っている」受け身ではなく、「自社の持ち味を発揮してとにかく前に出る」時代かも知れない。

(浅)



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