ウィゴーは10月27日、インフルエンサーが商品セレクトを行う「セレクター」となって運営する店舗を集めた、モール型オンラインサイト「ワクスナップ」を始める。セレクター21人が運営するEC店舗に加え、ウィゴーが運営する自社ブランド2店の全23店でスタートする。参加インフルエンサーの総フォロワー数は100万人以上。
SNSのトレンドや消費への影響が年々大きくなっていく環境に合わせて打ち出す施策だ。同社がインスタグラムで2068人へ行ったアンケートでは、「ファッションの参考にしている人物は」という質問に対して「インスタグラマー」という回答が最多で46%、「お買い物の参考にするメディアは」という質問では70%がインスタグラムと答えている。
ワクスナップでは、人気インフルエンサーが韓国ブランドを中心に自分のスタイルに合う商品をセレクトして、自らの運営するEC店舗で販売する。商品紹介やスタイリング提案を投稿できる機能もあり、今後は客がコメントや質問を送れる機能の追加も計画。コミュニケーションが楽しめて、身近に感じるECへの成長を目指す。
ウィゴーからは、バイイングや商品製作などMDのノウハウや、スマホ一つで店舗運営が可能なデジタルツールを提供。ビジネスが初めてのインフルエンサーでも安心して活動できる環境を整えた。
オープニングアンバサダーにはファッション雑誌『ヴィヴィ』の専属モデル、古畑星夏さんを起用。今後は積極的に、セレクターを増やし、サイトの拡充を進めていくという。