ワークマンの戦略的低価格商品　初の女性向けが人気

　ワークマンは、働く女性や子育て世代の母親層に向けて今春から、低価格で通年販売する定番品の新シリーズ「デイズ」の販売を始めて好調だ。「特売期間を設けず、各商品を年間通じて低価格で販売する」という企業方針の下、作業用品をはじめ、男性用や男女兼用ウェアで、通年対応の戦略的低価格商品、EDLP（エブリデイ・ロー・プライス）を以前から販売。デイズは同社初の女性向けEDLPで、3月から耐久撥水（はっすい）加工Tシャツなど6型を販売し、計画比2.3倍を売り上げるなど人気だ。

（河邑陽子）

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　同社は〝安心感〟を持ってもらうために、職人が毎日使う軍手や作業靴を値上げせず、EDLPとして常に低価格で販売。消耗の早いゴム製などの手袋税込み99円、軍手178円、ヤッケ上下各399円、安全靴980円など「業界最安値を維持」。男女兼用の胸ポケット付きポロシャツ580円、作業用パンツ980円などは全業態で、セールを行わず販売してきた。