消費者の利便性や購買体験向上の一環として、オンラインで注文し、店舗で商品を受け取るBOPISの活用が広がっている。BOPISは、利用の際には送料を無料とするケースがほとんどのため、特に比較的商品単価が手ごろなアイテムを購入する際には、消費者のお得感が大きい。生活圏内に店舗があれば気軽にピックアップでき、都合もいい。もちろん、実際に商品を手に取り、試着できるメリットもある。企業側にとっては、送客により店舗の売り上げ支援となるほか、ついで買いも期待できる。一方で、関心を持ちながらも、「運用が複雑なのでは」「店舗や物流現場での負担が気になる」との声も聞かれる。そこで、実態について、サービスを提供しているワークマンとハニーズホールディングス(HD)に、導入の効果や運用の工夫を聞いた。
ワークマン 有用性を発信し定着
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