オフプライスストア「アンドブリッジ」1号店オープン

2019/09/13 14:00 更新


 ワールドとゴードン・ブラザーズ・ジャパンが共同出資で設立したアンドブリッジ(東京、松下剛社長)は14日、オフプライスストア「アンドブリッジ」の1号店を、さいたま市・にしおおみやファッションモール1階にオープンした。

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 売り場面積は990平方メートル。ゴードン・ブラザーズ・ジャパンの商品調達ネットワークを活用してバイイングしたウェアや雑貨、コスメなど、約40社から仕入れた63ブランド・約1万点が揃う。オフ率は50~70%が中心。

1号店を出店した「にしおおみやファッションモール」

 店内ではブランド名を表記せずに、メンズ、レディス、キッズ、ファッション雑貨、生活・キッチン雑貨、コスメ・フレグランスなどカテゴリーごとに商品を配置した。商品構成比は洋服が65%、その他35%。主対象は30~50代のファミリーやカップル。「ターゲットやテイスト、ブランド構成などは今後の動向を見ながら検証していく」(松下社長)考え。オープン時はワールドグループの商品が3割を占めるが、今後、バイイング商品の構成比を高めていく。年商目標は3億円。

カテゴリーごとにブランドミックスで編集した
主対象は30~50代のファミリーやカップルを想定する

 アンドブリッジはファッション業界の課題である余剰在庫や商品廃棄問題を解消するオープン・プラットフォームとして提供し、賛同する企業やブランドを募っていく。店作りにもサステイナブル(持続可能な)の考えを取り入れ、ワールドの退店店舗の什器や備品の再利用品、アンティークの什器を活用している。

キッチン・生活雑貨など洋服以外のカテゴリーが35%を占める


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