ワールドグループの専門店向け卸販売を行うワールドアンバーは、セレクトショップの「イキツケ」(東京)と協業した24年春夏からの新ブランドが好評だ。個人経営の店と組んだ企画は初めてで、「既存ブランドのミセス化が進んでおり、若い次世代経営者の取引先開拓を狙った。初めての今春夏物の店頭の動きが良く、バイヤーに好評」(岩切徳人社長)と手応えを感じている。秋冬物展示会では春夏と比べ、新規に加えて既存取引先の受注額もアップしている。
(古川伸広)
【関連記事】ワールドアンバー 個人経営のセレクト店と新ブランド「IKITSUKE」を協業
働く女性に向けて
働く女性に向けた新ブランド「イキツケ」のコンセプトは「リラックスエレガンスなヒト・モノ・オミセを通じてライフスタイルを豊かにする」。バイヤーからの支持が高いのはセレクトショップ3店を運営し、リアルな小売店視点や接客などを生かした企画に共感できるのが大きい。実際にバイイングし、販売する側として「ここがもう少し」「こんな商品があったら」などを具現化している点も支持されているようだ。
暖かさと軽さ
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!