大手ECモール運営企業が相次ぎリアル店舗を出している。リアルだからこそ可能な体験を消費者に提供するとともに、実店舗から得られるデータを通して顧客の解像度を上げ、次の事業やサービス向上につなげる狙いがある。コロナ下の2年を経て、プラットフォーマーのOMO(オンラインとオフラインの融合)の在り方の一つとしてトライアルが始まっている。
(中村維)
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OMOの一つ
楽天グループは12月、商業施設に2店を出した。ラフォーレ原宿にシーズマーケットと組み、韓国発商品の魅力やトレンドを発信する「カルチャーマーケット・サポーテッド・バイ・ラクテン」を1日、オープンした。「楽天市場」で扱う商品を展示、QRコード経由でのオンライン決裁が可能な店だ。
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