コラム

《めてみみ》静かに進む大きな変化

2024/05/07

 都内は春先から訪日外国人があふれ、インバウンド消費がファッション企業の売り上げを押し上げている。現在、問題になっている円安傾向もインバウンド消費にとっては追い風。訪日外国人がショッピングバッグを抱えて歩く姿が目立...

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《視点》ライセンス

2024/05/07

 最近、ライセンス供与先を探す動きが増えていると聞く。ブランド力があり、管理が徹底しているブランドでないと売り上げにつながらないため、メーカーが安易にライセンスに頼らなくなっていることが背景にある。 ある雑貨企画卸...



《めてみみ》中期経営計画とは

2024/05/02

 決算発表集中期が近づいてきた。通期業績に加え、新たな中期経営計画を公表する企業も多いだろう。伊藤忠商事は新中計は策定せず、代わりに経営方針と24年度の経営計画を4月に発表した。もしかして次期中計を出さないのでは、...



《視点》人事部門の重要性

2024/05/02

 4月、各社に新入社員が入ってきた。入社式では初々しい姿と緊張や不安が見られ、研修や配属先では慣れない業務に奮闘している。 採用環境は売り手市場が続いている。コロナが沈静化し、新規出店や拡大路線を取る企業が増え、人...



《私のビジネス日記帳》濃密な6年間 菅井隆行

2024/05/01

 28歳で岡山から上京し、30歳で取引先だった東京の会社に転職しました。ようやくファッションの中心で仕事をすることになりました。物作りは8年働いた最初の会社で経験を積み、今度は東京で感性を身に着けられる。自分にとっ...



《めてみみ》シニアならでは

2024/05/01

 カタログハウスが発行する『通販生活』に「老いるショック」というコーナーがある。イラストレーターのみうらじゅん氏や安齋肇氏が、老いに関する読者のユニークな体験を選んだものだ。24年の早春号には「タイマーがなぜ鳴って...



《視点》隙間

2024/05/01

 ロレックスの腕時計を買うため、専門店に通い詰めるロレックスマラソンなどという言葉が出て、はや数年。高級腕時計市場は引き続き盛況なようだ。先日も、1000万円超のウォッチのプレビューがあり、既に何本か予約が入ってい...



《めてみみ》ヒットが見えにくい

2024/04/30

 ヒット商品と言われても、それが見えにくくなっている。ファッション市場内外で話題となるような、メガヒットが生まれなくなっているからだ。卸販売からDtoC(消費者直販)に転換した新興ブランドでは、オリジナル開発した色...



《めてみみ》変化し続けている環境

2024/04/26

 ゴールデンウィークが始まる。「5類」移行から1年。昨年よりもさらに混雑すると思っていたがそうでもない。JTBが発表した連休の「総旅行者数」推計は前年比1.8%増の2332万人。円安ながら海外旅行は67.7%増の5...



《視点》需要は高まるも

2024/04/26

 韓国ブランドの動きが活発だ。韓流ブームも追い風に日本進出の機会を探っている。新世界百貨店が昨年始めたBtoB(企業間取引)プラットフォーム「Kfashion82」は「日本の大手SPA(製造小売業)とデザイナーブラ...