コラム

《めてみみ》無理しても、笑え

2017/07/04

 接客業にとって、笑顔は顧客や従業員同士のコミュニケーションに欠かせない。楽しいから笑うのは当たり前だが、つらく、苦しい時に無理してでも笑うことで、幸せな気持ちになる効用がある。 三越伊勢丹グループは、ストレスチェ...

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《視点》変化

2017/07/04

 近頃、若い男性が変化しているようだと、ジュエリーブランドで立て続けに耳にした。ブランドのターゲットは女性だが、ブライダルリングやペアリングを購入するシーンで、そんな感触を受けていると言う。 ブライダルリングに関し...



《めてみみ》消費する若者

2017/07/03

 「若い世代がファッションにお金を使わなくなった」との嘆きを少し前まで、よく聞いた。だが、様子が変わりつつある。地方の個店オーナーに聞くと、最近、大学生など20代前半の客の来店が目立ち始めた。他の消費を我慢してまで...



《めてみみ》安心か、リスクか

2017/06/30

 バングラデシュ・ダッカでのテロ事件から明日で丸1年が経つ。事件後、同国から日本への衣料輸入が懸念された。今年1~4月の同国からの輸入量は1・2%減、中国、ベトナムに次ぐ5・3%のシェアを維持しているが、16年の2...



《視点》感動するような接客

2017/06/30

 あるカジュアル専門店の店長の取材で、若手スタッフの教育についての話を聞いたときのことだ。「お客の心をどう動かすか、スタッフ自ら考えて欲しい」のだが、「感動するような接客を今まで受けたことのない世代もいて難しい」と...



《めてみみ》利益は後から

2017/06/29

 収益性が良いことと、地域での存在意義を高めることの、どちらを第一義に追求すべきか。地方都市にある大型小売業の経営幹部と、そんな話になった。もうかっている店ではない。しかし、収益性を高める〝構造改革〟が最優先課題な...



《視点》急がない

2017/06/29

 「実は急ぐ必要はなかったのではないか」とGMS(総合小売業)の衣料品のレディス商品担当。商品企画に際して、これからはやるものは何かをまず考えてきたが、入り口が違っていたのではないかと振り返る。 GMSの衣料品は改...



《めてみみ》公民館とユニクロ

2017/06/28

 横浜市のSC、トレッサ横浜は客の回遊と買い回りを増やすため、テナント同士の協業を促して成果を上げている。中でも、地元の公民館「横浜市師岡コミュニティハウス」と「ユニクロ」の取り組みがユニークだ。 コミュニティハウ...



《視点》非日常と快適性

2017/06/28

 野外イベントや体験型コンテンツが成功するポイントの一つが、「非日常×快適性」だろう。先日、横浜で開かれた都市型フェス、グリーンルームフェスティバルでも感じた。屋外ライブで生まれる熱狂と、芝生広場や設営されたテント...



《めてみみ》品定めはどこで?

2017/06/27

 「入館客数は減っていないが、服屋への入店客数は一時に比べ2、3割は減っている」。駅ビルに多くの店舗を持つセレクトショップのトップがこう話す。理由は二つ考えられるという。 一つは、消費に占めるファッションの優先順位...