《視点》LVMHのメンズ革新

2018/04/13 04:00 更新


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 メンズの成長率が著しいということだろう。さらにストリートブランドはよっぽどもうかるということか。LVMHモエ・ヘエシー・ルイ・ヴィトングループ傘下のブランドが立て続けに、メンズディレクターの刷新を発表した。いずれも有力者が擁立されており、速報のたびにあちこちで話題になった。

 「セリーヌ」に就任したエディ・スリマンはレディスに加えてメンズとオートクチュールとパルファンも担うことになった。「ルイ・ヴィトン」のメンズのアーティスティックディレクター(AD)には「オフホワイト」のヴァージル・アブロー、「ディオール・オム」には元ルイ・ヴィトンのキム・ジョーンズ、「ベルルッティ」には元ディオール・オムのクリス・ヴァン・アッシュが決まった。

 傘下のブランドで実績を作ってきたADを別ブランドにスイッチさせて活性化を図る戦略は斬新だし、熱狂的なファンを持つラグジュアリーストリートのディレクターを抜擢(ばってき)するあたりも新しい。ビジネスの側面が強く見えるとはいえ、意外な切り口がどんな革新をもたらすのか。にわかに興味津々だ。(規)



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