コラム

《めてみみ》いずれ我が身

2023/08/23

 奈良県三宅町の鈴木靴下は今夏、EC事業や自社ブランドの発信拠点となる新社屋を開設した。オープンに合わせ、著名映画監督の監修のもとで、プロモーション動画も作成した。米作り、米ぬか繊維の開発物語、製品ができるまでの工...

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《めてみみ》店舗とECの関係

2023/08/22

 繊研新聞社の「22年度専門店ランキング調査」では、比較可能な78社合計の店舗数が22年度は2万562店。21年度比で120店、20年度比で600店、19年度比896店減った。 78社合計の売上高は22年度が4兆3...



《視点》どうするシーズンMD

2023/08/22

 市場では盆を過ぎる頃から初秋物を店頭に導入し始める。だが、まだまだ暑い夏が続いている。この暑さでは、店頭に秋物を並べても消費者の購買意欲は上がらない。 以前から気候では冬と春物の販売期間が短くなり、秋と特に夏のシ...



《めてみみ》地方同士の協業

2023/08/21

 地方百貨店同士の協業が広がっている。22年秋から丸広百貨店(埼玉県川越市)と藤崎(仙台)の間で始まった地元産品の期間限定店の相互出店。今秋からは天満屋(岡山)と丸広百貨店、福屋(広島)と丸広百貨店でも実施する。他...



《めてみみ》未来の就活服とは

2023/08/18

 就職活動用スーツは紳士服専門店にとって大切なオケージョン需要の一つだ。男女問わず若い新規客を獲得するチャンスでもある。だが、学生側から見るとどうだろうか。多様性が重視される現在、画一的な服装が長く続くことに疑問の...



《視点》新興キャンプブランド

2023/08/18

 コロナ禍以降に大阪で発祥したキャンプブランドを取材していると、やはりここ2、3年盛り上がったキャンプブームの陰りを感じる。大手小売店やアウトドアメーカーの推移を見ても、この1年ほどは厳しさがうかがえ、流通在庫の増...



《めてみみ》本当の生存競争

2023/08/17

 〝日常生活〟が戻り、街が息を吹き返した。リアルな店舗で会話を楽しみ、当たり前に買い物できることが、いかに貴重だったかを痛感したこの3年余りである。半面、この間はECの躍進が際立った。ネットに縁の薄かった年配の婦人...



《私のビジネス日記帳》作り手の顔が見える 白石正裕

2023/08/16

 人も企業も順調な時は変化を好みません。危機や行き詰まりを感じないと行動を起こせないのでしょう。自社ブランド「ヌーヴコンフィニ」を立ち上げたのは、既存アパレルとの取引に限界を感じた2000年ごろです。アパレルの発注...



《めてみみ》赤札と人出の関係

2023/08/16

 夏休みに入り、街の人出がさらに増えてきた。百貨店やSCでは、子供の職業体験、お化け屋敷、多様なワークショップなど家族向けイベントが目白押し。普段は少ない子供の姿を百貨店でもよく見かける。盆休みは、台風次第でもある...



《めてみみ》服屋のほうが

2023/08/15

 連合国による降伏勧告であるポツダム宣言を受け入れたことを昭和天皇が肉声の放送で国民に伝えたのが8月15日。第2次世界大戦の敗戦を認めた日であり、日本では終戦記念日だ。ただ、この日を何と呼ぶかは、国によって違う。 ...