素材・製造・商社

叫び―国内縫製業の現場から④自助努力

2017/01/01

「工賃上げて」だけでは駄目  工賃が上がらない、後継者がいない――。そう嘆く縫製工場だが、同時に、この現状を招いた責任についての反省も聞かれる。まだ生産が中国に移転する前に、「もっと、できたことがあったのではない...

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叫び―国内縫製業の現場から③技能実習生

2016/12/31

貴重な担い手も課題山積  国内縫製業で必要なのは後継者と技術者の育成。多くが70代となった現状では、人材育成は待ったなしの課題だ。しかし、縫製工場で働こうという若者は日本には少ない。 理由は待遇面。ある工場の経営者...



叫び―国内縫製業の現場から②低工賃・小ロット

2016/12/30

最低工賃の設定を望む声強く  縫製工場を苦しめているのが低工賃と小ロット。国内の最低賃金が上がる中、縫製工賃は据え置きか、逆に低くなる傾向にある。中国やASEAN(東南アジア諸国連合)など安価な海外生産との比較によ...



叫び―国内縫製業の現場から①採算割れ

2016/12/29

「手遅れと言われても続ける」工賃は20年前と同じ  国産の服と聞くと、どんなイメージが湧くだろうか。一般的には安心感や高品質、海外とは一線を画した商品を思い描く人もいるだろう。しかし、良い面ばかりではない。日本全国...



八木通商、海外向け生地販売20%増

2016/12/27

 八木通商は、欧米やアジアなどでのテキスタイル販売を強めている。日本の輸出繊維部、香港法人、上海法人、八木通商アメリカを含めた生地販売額は前年に比べ20%増ペース。通期でも同程度の伸びを見込む。 14年秋から伊素材...



三備などジーンズ文化の変遷を紹介

2016/12/13

 NPO(非営利組織)法人地域資源文化研究所(鈴木まどか理事長)は、「おかやまのジーンズ産業~備前・備中・備後の織物文化~」と題した展覧会を岡山シティミュージアムで開催した。 会場では国産第1号から最新のニット調ま...



生体情報を検知できるニットウェア

2016/12/13

 導電性繊維の製造販売が主力のミツフジ(京都府精華町)は、ウェアラブル製品の総合ブランド「hamon」(ハモン)を立ち上げた。第1弾の製品として、アパレル型生体センサーを無縫製横編み機「ホールガーメント」(WG)で...



JBKS、進化を続ける日本のニット技術

2016/12/07

 国内で最大のニット展示商談会「ジャパン・ベスト・ニット・セレクション2016」(JBKS)が6日、東京国際フォーラムで始まった。オープンと同時に多くのバイヤーが来場し活発な商談が行われた。9回目となる今回は66社...



PTJ、一歩踏み込み新たな商機

2016/12/01

 30日に閉幕した繊維総合見本市のJFWジャパン・クリエーション(JFW‐JC)、テキスタイルビジネス商談会のプレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)では、17~18年秋冬に向け、素材から差別化する動きが鮮明に...



JFW‐JC・PTJ来秋冬、技術の競演

2016/11/30

日本の技術を発信 差別化機運盛り上げる 29日に開幕した繊維総合見本市のJFWジャパン・クリエーション(JFW‐JC)、テキスタイルビジネス商談会のプレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)では、培ってきた技術の...