《アジア化繊産業の現在地④》韓国㊦ 高機能繊維の市場規模が倍に
2024/06/12
高機能繊維に注力している韓国。特別講演で、韓国繊維開発研究院(大邱)が開発生産などの動向を報告した。同研究院は77年設立の繊維技術研修センターが前身で、産業技術革新促進法に基づいて設置された。産業の高付加価値化に...
2024/06/12
高機能繊維に注力している韓国。特別講演で、韓国繊維開発研究院(大邱)が開発生産などの動向を報告した。同研究院は77年設立の繊維技術研修センターが前身で、産業技術革新促進法に基づいて設置された。産業の高付加価値化に...
25年春夏向けテキスタイルでは、気候変動への対策も急務になっている。トレンドが続くシアーや凹凸のあるサッカー調など、清涼感のある素材に引き合いがある。暑さを和らげる機能を付加した新素材も出ている。需要がある天然素...
オーストリアのセルロース繊維メーカー、レンチング・グループの環境配慮型レーヨン「エコヴェロ」の需要が、急速に高まっている。環境に関わる欧州の規制を背景に、環境負荷を抑える物作りはもちろん、欧米ブランドを中心に要求...
帝人フロンティアは、繊維資源の循環、〝繊維to繊維〟の実装に向け、様々な実証実験や研究開発をしている。「松山(事業所)でのリサイクル関連が大きくなってきた」(神山統光サステナビリティ戦略推進部長)として4月、サス...
韓国の化繊生産は23年が87万1000トンで前年比14.6%減。21年の123万トンが、22年に102万トン、23年90万トン割れと急激に減少した。23年の内訳はポリエステル短繊維が53万トン強(5.8%増)と回...
25年春夏向けファッションテキスタイルの先行展が一巡し、テキスタイル企業とユーザーの商談が本格化してきた。加速する円安の影響で、国内メーカーは生産コスト増による値上げ、海外メーカーは日本市場に対応した価格設定など...
東洋紡せんいは、高品質・高品位な綿リサイクル技術による新素材「さいくるこっと」を開発した。反毛とは異なり、繊維を傷めずに生地片をわたに戻す解繊技術で、インドのパートナー企業でリサイクル・紡績を行う。(中村恵生)【...
中国は30年までに二酸化炭素排出量をピークアウトさせ、60年までにカーボンニュートラルを達成する方針。中国紡織工業連合会もこれに対応し、行動計画でサステイナビリティーを意味する「グリーン製造」の方針を掲げる。【関...
25年春夏テキスタイルの商談が進んでいる。国際見本市のプルミエール・ヴィジョン(PV)トレンド協議会で日本代表委員を務める池西美知子さんは、テキスタイルトレンドの方向性について「深化するサステイナビリティー」と「...
スタイレム瀧定大阪は、インドの綿花農家を支援しながらオーガニックコットン(OC)を増やす「オーガニックフィールド」で取り組みが広がっている。(高田淳史)【関連記事】スタイレム瀧定大阪 有機綿「オーガニックフィール...