素材・製造・商社

第11回ウェアラブルEXPO 従業員の体調管理ニーズ高まる

2025/02/26

 第11回「ウェアラブルEXPO」が東京で開かれた。出展は約40社(大学関係を除く)で前回と比べるとやや増えた。新規や復活出展、新製品の発表もあり、関心を集めた。目立ったのは人の体調モニタリングや、製造現場の業務効...

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大阪大学、三井化学、川崎重工 CO2からポリエステル原料

2025/02/26

 大阪大学、三井化学、川崎重工は二酸化炭素(CO2)を原料にしたパラキシレン(PX)の合成に成功したと発表した。PXはPET(ポリエチレンテレフタレート)原料のテレフタル酸のもとになり、繊維やボトルへのCO2固定化...



《26年春夏欧州素材見本市から㊤》「環境対応は必須」に 率先した取り組みで果たす責任

2025/02/26

 パリとミラノでの26年春夏向け素材見本市が一巡した。出展者と来場客は増加傾向で、世界の企業が活発に商談した。ビジネス環境が複雑化する中、繊維産業や企業が持続し発展するためにも、サステイナブルな物作りや事業運営の重...



クラボウ 綿100%の機能糸「ネイテック」好調 品種拡充し年間商品に

2025/02/26

 クラボウの綿100%の機能糸「ネイテック」の販売が好調だ。吸湿発熱「ネイテック・ウォーム」が秋冬のインナーウェア用途で広がり、春夏には吸放湿「ネイテック・ブリーズ」の採用が増え、「年間を通じて売れる商品に育ってき...



災害時に活躍するフェーズフリー商品 平時の便利さも向上

2025/02/25

 普段使いができ、有事の際には独自の機能で身を守るフェーズフリー商品が広がりを見せている。各社は、日常に溶け込むデザインと機能性を両立したアパレル・ファッション雑貨や、災害時だけでなくアウトドアなどでも使用できる商...



《先進企業に学ぶPFAS規制④》東レ、日華化学、カケン 日本の高度な技術を紹介

2025/02/20

 「PFAS(有機フッ素化合物)規制の現在地~規制を巡る動きと課題、ファッション企業に与える影響と先進企業の対策事例」をテーマに日華化学、東レ、カケンテストセンターが自社の取り組みをプレゼンテーションした。【関連記...



専門商社6社の4~12月連結決算 厳しい事業環境も堅調、経費増の吸収が鍵に

2025/02/20

 専門商社の4~12月連結業績は、堅調を維持している。夏物衣料は良かったが円安、経費増、顧客の仕入れ抑制、冬物の追加受注低迷など厳しい事業環境下で踏ん張っている。人件費含め様々なコストが上昇する中では、経費増を吸収...



清原、BtoBサイト「APPM」を刷新 大幅に会員拡大

2025/02/20

 副資材卸の清原がBtoB(企業間取引)オンライン受注サイト「APPM」(アパレルパーツマーケット)を拡大している。24年8月にサイトを刷新し、これまで約250社だった会員企業数は約700社になった。「コンシェルジ...



《先進企業に学ぶPFAS規制③》ファーストリテイリング 疑いあるものを販売しない責任

2025/02/19

 ファーストリテイリングはいち早くPFAS(有機フッ素化合物)全廃の方針を決め、17年秋冬に達成した。先見性の背景、実現までの苦労などについて、同社サステナビリティ部グローバル環境マネジメントチームの西川雅昭氏に聞...



合繊メーカーの24年4~12月連結決算 回復基調鮮明に

2025/02/19

 合繊メーカーの24年4~12月連結決算は、回復基調が鮮明になっている。22、23年度と多くが市況変調の影響を受けたが、24年度は一転、軒並み増収で2ケタ以上の増益となっている。繊維関連は市況自体良くない要素が多い...