素材・製造・商社

東レが〝繊維to繊維〟リサイクルに本腰 スポーツ企業に呼びかけ

2023/07/06

 東レは回収衣料を新しい繊維に再生する〝繊維to繊維〟に本腰を入れる。回収システムや分離プロセスなど実現への課題は残るものの、前期から稼働した同社のナイロン6ケミカルリサイクル技術を活用し、スポーツ・アウトドアアパ...

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《アパレル市場と輸入品概況2023から㊦》中国外へ分散する衣類生産 ASEAN、バングラデシュが増加

2023/07/06

 日本の衣類需要は輸入品が大部分をまかなっている。その割合は衣類の点数ベースで98%以上を占める。輸入品の実態を国別、アイテム別に見てみた。【関連記事】《アパレル市場と輸入品概況2023から㊤》需要は回復基調、輸入...



《アパレル市場と輸入品概況2023から㊤》需要は回復基調、輸入が牽引

2023/07/05

 日本繊維輸入組合は衣類輸入のデータを中心とした「日本のアパレル市場と輸入品概況」の最新版を公表した。22年の衣類国内供給量は前年比2.5%増の37億2770万点だった。コロナ禍の影響を受ける前の19年実績(39億...



テックスワールドエボリューション・パリ 中国勢のアピールが目立つ

2023/07/05

 【パリ=三冨裕騎】テキスタイルや縫製品など複数の見本市で構成するテックスワールド(TW)エボリューション・パリが7月3日、パリ市内のポルト・ド・ベルサイユ展示場で始まった。中国をはじめ、パキスタンなど新興国でもサ...



島田商事 紳士服、ユニフォーム向けが回復 欧米拠点の新設を検討

2023/07/04

 服飾副資材の島田商事の今上期は、紳士向け、ユニフォーム向けなどが伸び、売上高がコロナ禍前の9割程度にまで回復する見通し。今後は日本向けを堅持しつつ、グループ売上高の10%ほどを占める海外での拡販を目的に海外営業拠...



田村駒のバングラデシュ生産 ニット、カットソー製品に集中し成果

2023/07/04

 田村駒は、バングラデシュでのアパレル生産を再構築し、収益が大きく改善した。以前はニット関連に加え、布帛アイテムも多かったが一部を除き現地で一貫生産できるニット、カットソー製品に絞り込み、サプライチェーンを安定させ...



《アジアのハブへ・ベトナムの現在地⑥》海外市場拡大の拠点へ

2023/06/30

 MNインターファッションは、中国、香港、ベトナムの現地法人を活用し、製品ビジネスを広げる方針だ。各現地法人からの情報の一元管理や対策取りまとめを担うセクションとして、本社経営企画部のなかにグローバル対応チームを今...



PVパリ24~25年秋冬 スポーツ&テックに注目 耐久性とエコが重要

2023/06/30

 【パリ=松井孝予通信員】国際素材見本市プルミエール・ヴィジョン(PV)は、スポーツとファッションの関係をテーマに座談会を開き、PVパリ24~25年秋冬で発表される機能性テキスタイルの傾向を解説した。 デゾリナ・ズ...



東レ大矢社長「真のサステイナブルな会社に邁進」

2023/06/30

 6月27日付で就任した大矢光雄東レ社長は、「みんなが誇れる真のサステイナブル(持続可能な)な会社に邁進(まいしん)する」と社内に発信、今期から始まった新中期経営課題「AP-G2025」達成へ強い意欲を表明した。 ...



《アジアのハブへ・ベトナムの現在地⑤》的確なソリューションを提供

2023/06/29

 ベトナムの繊維産業はアジアにおけるハブ機能を発揮しながら今後も継続して成長することが見込まれる。しかし、糸を中心とした差別化原料調達や、加工技術の高度化が同国の課題として挙げられる。これらの課題に対して、物作りに...