東レ繊維事業 売上収益が初の1兆円超え 高付加価値化、構造改革で稼ぐ力を磨く
2025/05/16
東レは前期(25年3月期)、繊維事業の売上収益が初めて1兆円を突破した。18年度に目前まで達するも、米中貿易摩擦やコロナ禍の影響を受け一時は7000億円近くまで減少。そこから素材・地域・商材の拡張や、高付加価値化...
2025/05/16
東レは前期(25年3月期)、繊維事業の売上収益が初めて1兆円を突破した。18年度に目前まで達するも、米中貿易摩擦やコロナ禍の影響を受け一時は7000億円近くまで減少。そこから素材・地域・商材の拡張や、高付加価値化...
東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏では「快適性」がキーワードになっている。高い通気性や接触冷感、家庭洗濯ができて手入れが楽など、組織や加工に工夫し、酷暑を軽やかに過ごせるような素材が目立つ。ウールにも注...
昨今「ウールTシャツ」がある種のトレンドになっており、化繊との混紡も含めて多種多様な製品が販売されている。ウールは天然繊維だが、消臭性や吸放湿性など化繊を上回る様々な機能性を備えており、歴史的にもスポーツウェア素...
東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏は、猛暑に向け、薄く軽やかな素材が充実している。サマーウールやシアサッカーなどが見られ、強撚糸や和紙糸、合繊使いなど原料に工夫し、清涼感や快適性を追求した素材も揃う。他...
輸出を強化していく中で、日本ならではのテキスタイルは必要不可欠となっている。海外では再現が難しい、質感や風合いに優れた日本のテキスタイルのニーズは高まっている。【関連記事】《コンバーターの海外戦略㊤》輸出を強化す...
POM(ポリアセタール)樹脂を用いた繊維の事業化に取り組むプレジール(大阪府豊中市)が、POM繊維の量産に向けて動き出した。国内の繊維メーカーとの協業も広がりつつあり、POM繊維を活用した素材の品種も増えそうだ。...
海外テキスタイルメーカーの品質向上や、短納期小ロット対応などサービス拡充により、国内のテキスタイルコンバーターは、更なる進化が求められている。日本品質の良さを訴求するため現地法人は、取引先との関係強化を目的に組織...
ホームファブリック製造卸のアルテモンド(大阪市)は、ジャカード織やツイードの繊細な柄をプリントなどで表現したテキスタイルを拡充したほか、サンプル帳の機能を充実させている。(榎田果歩) ジャカード織を表現した「サラ...
英国政府は5月6日、インドとの自由貿易協定(FTA)に合意したことを発表した。 英国からインドへの輸出に関しては、関税分類品目の9割にあたる品目の関税削減を獲得し、そのうち85%は「発効から10年以内に関税が撤廃...
これまで、国内の織物とニット生地の生産量や染色整理加工実績の推移から業界動向を考察してきた。テキスタイルの生産は縮小傾向で、直近ではコロナのパンデミック(世界的流行)や不透明な情勢が拍車をかけた。企業の撤退や廃業...