素材・製造・商社

STX 中計利益目標を前倒しで達成 ライフスタイル全般へ領域拡大

2025/06/17

 蝶理グループの繊維商社、STXは前期(25年3月期)で現中期経営計画(今期が最終年度)の数値目標を達成したため、今期の税引き前純利益目標を大幅に引き上げた。【関連記事】繊維専門商社のSTX 中軽衣料シフトで成果 ...

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《26年春夏ファッションテキスタイル㊦》メイド・イン・ジャパン こだわりの〝技〟を世界へ

2025/06/13

 海外品との競合が激化し、テキスタイルの差別化は必須となっている。円安を背景に輸出に乗り出す企業が目立つ中、各社は日本ならではの加工や品質の高さにこだわったテキスタイルを訴求する。【関連記事】《26年春夏ファッショ...



旭化成アドバンス、北陸産地と協業で新製法 ラミネートやC0撥水など

2025/06/13

 旭化成アドバンスはスポーツ・アウトドアウェア用途を主力とする素材で、北陸産地との協業で性能を高めた新商品を打ち出した。重点はナイロン高密度織物「インパクト」やC0(非フッ素)撥水(はっすい)、再生ナイロン66の新...



TTS来場者が選んだ「次に来るテキスタイル」TOP5 原料の特性を生かした素材

2025/06/12

 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は5月に開いた東京テキスタイルスコープ(TTS)26年春夏で、次の売れ筋となりそうなテキスタイルを来場者投票で決める企画「ワッツネクスト・テキスタイル」を行った...



《26年春夏ファッションテキスタイル㊥》天然素材や天然調加工 快適性やビンテージ感重視

2025/06/12

 コロナ禍によるオフィスカジュアル化やライフスタイルの変化に加え、近年の酷暑でカジュアル志向が継続している。ビンテージトレンドの流れもあり、天然繊維使いや天然調の提案が豊富だ。【関連記事】《26年春夏ファッションテ...



東レの機能製品事業部、ワーキング向けがけん引 製販グローバル化を推進

2025/06/12

 東レの機能製品事業部が今期(26年3月期)、堅調に滑り出した。ユニフォーム向け素材がワーキングの好調などで「前期より好転」(府上忠機能製品事業部長)している。重点課題は製造・販売のグローバル化だ。ユニフォームの縫...



《26年春夏ファッションテキスタイル㊤》シアー、軽やかさが鍵 装飾で付加価値

2025/06/11

 欧州素材見本市を皮切りに始まった26年春夏向けファッションテキスタイル商談が一巡した。猛暑に対応し、涼しげで軽やかな印象を与える素材や色が注目された。シアーや天然繊維使い、天然調合繊の提案が揃った。自然から着想 ...



蝶理グループ、ベトナム拠点に日欧米へ攻勢 環境素材や中軽衣料で

2025/06/11

 【ホーチミン=北川民夫】蝶理グループがベトナムを拠点に商機を広げている。蝶理ベトナムは環境配慮型商材を切り口に市場を開拓、STXベトナムは気候変動による日本市場の変化に対応する生産体制を組んで増産している。規制と...



ミマキエンジニアリングが新中計を策定 高粘度プリントなど新領域で成長へ

2025/06/11

 ミマキエンジニアリングは新領域への進出で成長を図る。インクジェット技術を応用し、塗料や食品といった高粘度領域を開拓するほか、デジタルサイネージなどに使われるフレキシブル有機ELシートの開発を目指す。(中村恵生) ...



《素材メーカー・商社の25年3月期決算分析⑦》繊維専門・素材メーカー系商社繊維部門 増収基調、構造改革が進む

2025/06/10

 繊維専門・素材メーカー系商社繊維部門の25年度連結決算は増収基調だった。利益は、構造改革を進めた企業では大きく改善した。一方でバングラデシュでの政治混乱や海外市場の低迷で利益が落ち込んだ企業もある。【関連記事】《...