素材・製造・商社

《台北紡織展から㊤》先端技術などで競争力向上へ

2025/10/27

 台湾紡織拓展会(紡拓会)主催の繊維総合展「台北紡織展」(TITAS)が10月14~16日、台北南港展覧館で開かれた。台湾域内を中心に、米国や韓国、ベトナムなど10カ国・地域から388社がイチ押し素材や取り組みを紹...

もっとみる



岐阜大学発ベンチャーのファイバークレーズ、展示会出展に力 多孔質繊維の販売へ

2025/10/27

 岐阜大学発のベンチャー企業、ファイバークレーズ(岐阜市)は、多孔質繊維「クレーズ・テックス」をベースにした機能性繊維の販売開始に向け、展示会出展に力を入れている。(小坂麻里子)【関連記事】《トップに聞く》ファイバ...



キルギスウール復活へ日本との協業模索 「キリノ」ブランドとして訴求

2025/10/27

 中央アジアのキルギスで羊毛産業の復活に向けた動きが活発化している。自然環境とのバランスを保持したサステイナブルな牧羊を追求し、「キリノ」ブランドとして欧州や日本にアピールする。原毛生産だけでなく、生地・製品まで含...



《縫製業のリアル③》加工賃② 発注元の理解が不可欠に

2025/10/24

 繊研新聞社の国内縫製工場へのアンケート調査で縫製加工賃が「不十分」「やや不十分」と回答した企業に「必要な縫製加工賃上昇率」について聞いたところ「16~20%」が最多となった。2位が「6~10%」で、その次が「11...



ミラノウニカ27年春夏 日本の出展面積、過去最大に 単独ブースは4社

2025/10/24

 来年1月に開かれるミラノウニカ(MU)27年春夏で、日本パビリオン「ジャパンオブザーバトリー」(JOB、日本ファッション・ウィーク推進機構=JFW推進機構とジェトロが共催)の総面積が過去最大となる。前々回から解禁...



《縫製業のリアル②》加工賃① 6割「上昇」も9割が「不十分」

2025/10/23

 アンケート結果が浮き彫りにしたのは加工賃上昇の現実と意識の乖離(かいり)だ。繊研新聞社の国内縫製工場へのアンケート調査の設問「24年度と比べた25年度の縫製加工賃」では、62%が「上昇している」と回答した。【関連...



JITAC26~27年秋冬 欧州素材の認知向上に力 販促や市場開拓で活路

2025/10/22

 JITAC(日本輸入繊維代理店協会)ヨーロピアン・テキスタイル・フェア26~27年秋冬が東京都立産業貿易センター浜松町館で開かれた。前回で50回の節目を迎え、欧州素材の認知や関心を高める新たな試みに挑戦している。...



モリトアパレル、品質・機能の訴求を強化 ベトナムでの生産・供給基盤も

2025/10/22

 ハトメ、ホックを主力とするモリトアパレルが国内で品質と機能性の訴求を強めている。衣料品市場のハイエンドゾーンを狙い、収益向上を図る。海外では成長市場を捉えるため「製造、調達、販売の基盤を構築して地産地消に対応」(...



《縫製業のリアル①》工賃上昇も「利益を出すにはまだまだ足りない」

2025/10/22

 工賃上昇に一筋の光が見えるが、利益確保には遠い――国内縫製工場が岐路に立っている。物価高や最低賃金アップなど工場経営を取り巻く環境は険しさを増す。工賃は数年前と比べると上昇した。だが、「利益を出すにはまだまだ足り...



ビーオージー、レザー製品の縫製を開始 元技能実習生が工場引き継ぎ

2025/10/21

 縫製工場のビーオージー(岐阜県瑞穂市、劉坤社長)は、パンツやブルゾン・コートなどアウターを生産しているが、最近ではレザー製品にもチャレンジするなどアイテムの幅を広げている。 劉社長は元々技能実習生として山形県の縫...