素材・製造・商社

韓国レーヨンの7割を生産する栄州市豊基 「エアコン繊維」の日本販路開拓へ

2025/06/20

 日本でも知られる韓国の繊維産地の大邱市から北に百数十キロの場所にある栄州市。11月には特産物のリンゴの香りが漂う同市の豊基(プンギ)地域はレーヨンの生産で発展し、韓国内で流通するレーヨンの70~80%が豊基産だ。...

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アスティのバングラデシュ生産、前期比6%増で堅調 リアルレザーバッグもデザイン性向上

2025/06/20

 アスティは、バングラデシュでの生産量が24年度で前期比6%増となり、堅調な成長を確保した。接触冷感や吸水速乾、汗染み軽減などの中国産の機能性生地を活用し、チッタゴンやダッカの協力工場で縫製することで他社との差別化...



コスモテキスタイル25年秋冬 チャイナ風プリントやアニマル柄を揃える

2025/06/20

 コスモテキスタイルは25年秋冬の切り売り向けテキスタイルで、若い世代を中心にトレンドのチャイナ風プリント柄やインバウンド需要のある和柄、根強い人気のアニマル柄などを揃えた。また、26年春夏のアパレル向けではビンテ...



加工技術の合同展「EN」 職人技で差別化ニーズに対応

2025/06/19

 15回目となるアパレル加工の合同展「EN」が開かれた。加工の職人技を見せ、差別化したいアパレル企業のニーズに応える。自社ブランドの販売に力を入れる出展社も多く、販路開拓を目指して日本製や技術力といった強みを発信す...



《存在感を訴求するAFF25年夏展㊦》東南アジアを拠点にコスト優位性

2025/06/18

 アジアファッションフェア(AFF)・東京2025夏では各社、サステイナブルの打ち出しも強めている。世界の流れをリードする欧州向けで培ったサステイナブル素材を生かし、日本でも商機を見いだす。【関連記事】《存在感を訴...



シロセット加工、24年は100万点割れ 「ウールが市場から無くなりつつある」

2025/06/18

 ウールのスラックスやスカートなどの耐久性折り目加工「シロセット加工」の業者で組織する全国シロセット加工業協同組合によると、24年1~12月の加工数量は前年比37.1%減の90万8732点と初めて100万点の大台を...



《存在感を訴求するAFF25年夏展㊤》一貫、小ロットで販路開拓

2025/06/17

 中国企業中心に参加するOEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)展示会、「アジアファッションフェア(AFF)・東京2025夏」が開かれた。出展各社は素材から一貫の物作りや小ロット・QR体制をアピールしたほか...



リファインバースグループ 伊豆・稲取で廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト

2025/06/17

 リファインバースグループ(東京、越智晶社長)は6月1日、静岡県東伊豆町の稲取マリンスポーツセンターで「廃漁網の回収とリサイクルプロジェクト」を開催した。【関連記事】《トップに聞く》リファインバースグループ社長 越...



古着風やレトロに大変身、ビンテージの製品加工 今後も人気は継続するか?

2025/06/17

 古着のような風合いを製品に加工するトレンドが継続している。日焼けや経年変化を色で表現するほか、穴をあけたりペンキを散らしたりしてわざと汚すのが製品加工の強み。加工の組み合わせは無限大で、ブランドの個性を存分に発揮...



フジエテキスタイルが小林一毅氏と協業 産地の技術を生かした、日常に溶け込むアートピース

2025/06/17

 産地のテキスタイルをアートに――インテリア向けが主力のフジエテキスタイル(東京)はグラフィックデザイナーの小林一毅氏と作品を作り、販売を始めた。作品は小林氏が子供と過ごす日常の風景を書き起こした図案を基に、京都の...