《15~16年秋冬デザイナーコレクション》センシュアルなスタイル広がる
女性の官能性を強調する3Dやクリアカラー
シックな色が中心となる秋冬シーズンにあって、15~16年秋冬は、さまざまなトーンが登場している。ボヘミアンスタイルの軸となるのは、シェード(影)のかかったパステル。それに加えて、フェミニンな方向が強まっているために、秋冬らしくないクリアーなパステルカラーも増えている。ピンクやペールブルー、柔らかなベージュやミントといった組み合わせが新鮮だ。白と黒も依然として強い。官能的な女性像やビクトリアンのエレガンスを表現するのにふさわしい色として広がっている。白と黒のバイカラーも多い。
柄で特徴的なのは、グラフィックとプリミティブ。グラフィックは春夏に比べて、シンプルな表現が増えた。いろいろ組み合わせるのではなく、ほぼ一つの柄で表現するのが特徴となる。ドットやスクエア、ブロックチェック、トライアングル、ジグザグやバイアスストライプなどだ。プリミティブは、自然のモチーフから抽出した柄。レパードやゼブラ、クロコダイルなどのアニマル柄がメーンとなる。フォークロアのイメージからは、フラワーや幾何学柄が見られる。
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《お知らせ》
◆「15-16年秋冬繊研レディストレンドセミナー」を大阪、東京で開催
◇日時・場所
大阪会場=3月25日(水)午後1時00分~4時30分、エルセラーンホール
東京第一会場=3月26日(木)午後1時00分~4時30分、津田ホール
※残席わずかです。お早目のお申し込みをお願いいたします。
東京第二会場=4月 3日(金)午後1時00分~4時30分、シダックスカルチャーホール
※満席につき、キャンセル待ちを受け付けております。
◇講 師=小笠原拓郎、青木規子(本紙記者)
◇受 講 料=1万1000円(税込み)
◇問い合わせ・申し込み=繊研新聞社「トレンドセミナー事務局」
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